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 ■ お台場(2001年9月)

有名な「臨海副都心」からちょっと離れて、本当の「台場」に行ってきました。お台場とは、江戸幕府が黒船襲来に備えて築いた砲台です。レインボーブリッジの足下に見える、緑色の場所ですね

真四角な台場の内側は、このように窪んだかたちになっていました。外から見るよりも広い印象を持ちましたよ。内側には弾薬庫の跡なんかもあったりして、ここが要塞であったことを臭わすものが残っているんです。
それにしても、臨海副都心からこんなに近いのに、人が少ないんですね。

これは陣屋跡だそうです。四角形の対角線に位置しているのには、なんか意味があるのかな?
それにしても、緑の草地の中にまっすぐ伸びている姿は、その真ん中に立つと、ちょっといい感じでした。

砲台の跡です。これは江戸時代のものではないそうですが。。。
砲台の方向が、今ではホテル日航に向いているんですね。狙いは、そちら方面だったようですね。松の木とお台場の組み合わせって、ちょっと視点が違うと思いません?

この船着き場は、当然この台場にくるためのものだったんでしょうね。今でこそお台場海浜公園として陸続きですが、当時は独立した要塞だったのですからね。ここが北側−つまり敵の裏側にあるというのも、納得です。

片隅に、記念碑が建っていました。大正5年に内務大臣が「天然記念物保存法」に基づいて指定したものだそうです。ちなみに台場はここ第三台場の他に、現存する第六台場を含めた6カ所作られたそうです。そのうちの一つの跡が品川宿にあるらしいので、今度行かなくっちゃ!


01/09][05/05