■ 神奈川宿(2001年6月) |
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左の絵は、安藤広重の東海道五十三次に出てくる「神奈川宿」の風景です。そして右が、ほぼ同じ場所と思われる現在の場所です。坂道の雰囲気が、なんとなく似ているでしょ? こういう地形でも、当時の姿を思い描けますよね。 旧東海道は、この辺りで高台を経由しています。当時は、海側に平地が無かったんでしょうね。それにしても、当時は本当にこの絵のように、左手は海だったんですかね? |
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崖沿いの、海に面したところにはお茶屋さんが並んでいました。その眺めの良さからして評判を呼んだようですね。ちなみに左の絵は、当時の「櫻屋」さんというお茶屋さんです。右の写真にある「田中屋」さんという料亭のある場所だったと考えられているそうです。 それにしても、景色も何もかもが変わってしまった現在でも、ほぼ同じ場所に料亭があるっていうのも、なんだかいいですね。 |