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 ■ ギャラリー大地堂の目(2005年10月)


 ギャラリーを開いている方が、平日は仕事のため土曜日しか開けていないというギャラリー。でも残念なことに、もうすぐ閉めてしまうとのことです。今回は、ギャラリーが閉まる直前の訪問です。
 言問通りからみると、大きな目が特徴。すぐしたの歩道を歩いていたから気づかなかったけど、通りの反対側から見ると一目瞭然!なかなか存在感があります。

 ギャラリーのまんなかにさりげなく置かれていたテーブルですが、ロイヤルコペンハーゲンの初期の作品で、焼いてもらってから枠をつくったんだそうです。

 

 中はこんな感じ。長屋を改装したということで、大きな吹き抜け空間も、もともとあった床を取り払ってつくったんだそうです。最初は音楽イベントなどを考えていたらしいですけど、そこは長屋。音がうるさいとのことで、実現には至らなかったそうな。
 吹き抜けには、大きな丸い窓があります。2階があるみたい。行ってみましょう!

 

 2階は凝った茶室になってました。微妙な狭さというか、すごく居心地のいい空間です。丸い月見窓からは、道路から見えたあの大きな目が、そして先ほどいた館内を見下ろすことができます。



 この茶室、黒い塗り壁の床の間が印象的。そこに飾られていたのは、アラン・ウェストさんによる掛け軸です。アートのコラボとでもいいましょうか、街が一体となったアートのひとつの形ですね。


アラン・ウエストさんの作品は
同氏のアトリエでも見てきました