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 ■ アトリエ アラン・ウエスト

【2000年10月】

写真中央のアメリカ人(だったと思う)日本画家、アランウエストさんのアトリエです。今回は屏風の作品。すっごくきさくな方で、私もついちゃぶ台に座っておしゃべりしてしまいました

上の写真右の方(アランさんの友人)が持っていた携帯電話です。作家である彼によるアレンジで、質感があってすっごくいい感じ。ちゃぶ台にも違和感無くとけ込んでしまいました。
ちょっと、ツボにはまった品です。


【2005年10月】

 



 今回訪れたとき、アランさんは公開製作をされていました。どっかの企業から依頼されているものらしいです。ちょこっとお話をさせていただきましたけど、本当に気さくな方ですね。日本人よりも日本人らしいという感じで、このギャラリーもどことなく落ち着く感じです。お話のなかで、周辺のギャラリー等で掛け軸を飾ってることや、夜にこのギャラリーで笛の演奏会をやることを教えていただきました。



 アランさんに案内していただいたとおり、ギャラリーで開かれてた雲龍さんの笛の演奏を聴きに戻ってきました。笛の演奏?と思いつつも、アランさんに「面白いから遊びにおいで」って誘われるまま、足を運んでしまいました。
 行ってみると…想像を超える迫力。思いっきり笛の空間に吸い込まれてしまいます。雅楽が日本人のDNAに響くとすれば、石や土・木など自然の要素そのものでできた笛から奏でる音は、魂に直接響くもの。風・音・光・アランさんの作品など、様々なものと呼応してつくられたであろうメロディーは、その場と一体化していました。時折流れるお寺の鐘の音、棒風鈴の音が、演奏のために流れているかのような感覚になりましたよ。ものすごく貴重な時間を過ごせてシアワセ。

アラン・ウエストさんの作品は
ギャラリー大地堂の目」でも見れましたよ