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 ■ アートフォーラム谷中(2000年10月)


このページでは、作品の事について書きました。
ギャラリー自体の話はこちらをご覧下さい。

今回は宗政浩二さんの
[ゲムシェン ゼ エムルパ]展です。夜になると、作品の黄色い輪が、白い壁と床の土と相まってなかなか見事に栄えていました。額縁の中から絵が光っているみたい!そんな感じです。

作品があるだけなのかな?と思っていたけど、実は[ゲムシェン ゼ エムルパ]とは作者による新作小説の題名であり、美術作品展の名前でもあります。その小説の中に出てくる道具等が作品として展示され、小説と実物のインタラクティブ性を楽しむ展示でした。


[ゲムシェン]とは、車輪の中に入り、回転する車輪で自由な身体表現をして、速さと美しさを競う世界的な超人気競技。特別に、作者が実際に乗って技を見せてくれました。
ちなみに[エムルパ]とは主人公の少年の名前です。

写真は、小説の中に出てくるもの。左はお店で売っているフィギュアで、右は競技の時にかぶる帽子。他にも、技の解説本(ぱらぱらマンガ形式で技の動きが見れる!)等がありました。

最初見た時は「ふ〜ん」って感じだったけど、
小説を読むと、かなり楽しめた展覧会でした。
こういう作品もあるんだなーって感じです。
本当はお話をご紹介したいのですけど、
いろいろ問題もあるでしょうから
こちらのページからリンクを辿っていって下さい。
小説のあらすじ程度は読めると思うけど。。。