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 ■ 水上(2003年10月)

 一ノ倉沢でひと息ついたら、来た道をひきかえしてロープウェー乗り場に戻ってきました。少し時間があるので、名物らしい焼きまんじゅうなるものを食べてみます。実は、醤油のこうばしい香りが昨日から気になっていたんですよ。食べてみると…お餅っぽいもちっとした感触ではなく、どちらかと言うとパンみたいな感じ。想像していたのと違ってたので、ちょっと肩すかしという感じかな。
 この焼きまんじゅうをたべながら、バス停で40分ほど並んでまってました。気がつくとものすごい列ができててビックリ。やはりハイシーズンなんですね


 水上駅のひとつ手前のバス停で降りて数分歩いて、国道沿いにある「亜詩麻(あじま)」というお店に入りました。ここで焼きカレーなるものを頂きます。ちょっと遅めの昼食です。ごはんの上にカレー、たまご、ソーセージ、野菜、チーズを載せて焼いたもので、味は普通においしかったですよ。時間はずれだったのに満席だったのはびっくり。雑誌にも取り上げられているようですが、この辺りには若い人向けのお店ってそんなにないんでしょうかね。

 お昼をいただいた後、地元の特産物販売所などによりながら駅に戻ってから、バスにのって谷川温泉に再び訪れました。今度は温泉地の中心まで足を伸ばします。
 途中までは広かった道も、中心地は昔ながらの狭い道。大きな旅館も少なく、山間のこじんまりとした雰囲気が落ち着いていい感じです。


 バスを降りてすぐの所にある「湯テルメ谷川」という日帰り専門の温泉施設に訪れました。川沿いにある露天風呂からは川こそ見えなかったけど、そのせせらぎの音が聞こえます。ぬるめのお湯にのんびりつかりながら、まだ始まりかけた紅葉を眺めるのも結構よかったです。難点は、人が多すぎたことかな。
 バスは1時間に1本あったのですが、のんびり過ごすためにも1本見送って、2時間過ごしました。お風呂自体はそんなに長くいれるようなものでもなかったので、2階にある休憩室でのんびり横になって過ごしました。お風呂にはいって畳の上でゴロンとなるのって、なんだかシアワセ。

 水上駅にもどると、空はもう暗くなりかけてます。自分のためだけのお土産を買い求め、そのまま帰りの電車に乗り込みました。
 短い電車の旅ですが、車内では早速お茶の時間。名物の「生大福」をいただきます。大福の中に生クリームがはいったもので、谷川岳のきれいな水でつくられたものです。つぶあんの、普通に美味しい大福でした。


 お茶のお土産はもう一品。本当は有名な小荒井製菓のを買いたかったのですけど、時間がなかったので仕方なく駅前のお店でかった「生ドラ」生クリームの入ったどら焼きです。あずきの入ったクリームを挟んだもので、美味しかったのですけど…お店で売っていた時は冷凍で、解凍して食べたせいか生地がちょっとパサパサした感じ。機会があれば、今度は小荒井製菓のにチャレンジしてみないと!