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 ■ 湯河原(2011年4月)


 福泉寺の隣にあるのが、立派な茅葺き屋根の建物。明治元年の建物で、今は「そば処かや」として営業しています。

 縁側を外から見たところ。のどかな雰囲気です。

 小さな前庭には、小さな社が。

 その小さな庭に、梅の花がかわいく咲いていました。

 一歩建物の中に入ると、そこは元々土間だったところ。ストーブが設置されているのですが、設置した当時は最先端の暖房器具として、リノベーションしたんでしょうね。今となっては、味のある風景です。

 当時居室であったろう場所が、今では客席として使われています。

 シンプルな室内の様子。

 反対側…土間方向を見たところ。

 縁側をとおして、小さな前庭に臨みます。時間が止まったかのような、ほっとする空間です。

 山側には、こんな椅子席もあったりします。ここも気持ちよさそう!

 緑が気持ちいいです

 お店の名前通り蕎麦が売りなので、せいろ(650円)を注文。石臼挽きの自家製粉の蕎麦です。
 香りがしっかりしていて、軽くざらっとした舌触りがいい感じです。ちょっと太めで、歯ごたえもあって美味しいです。

 こちらは甘味もウリのようですので、自家製どらやき(200円)もいただきました。あんこいっぱいで、素材のもつ甘さが十分に引き出されていて、自然な甘さが気持ちいいです。

 ついでにぜんざいも(笑)。あずきが甘くて美味しいです。きちっと焼かれたお餅もいい感じの香りがして、本当に手作りなんだなーと感心。
 甘味は全体的にやさしい味付けで、お茶をいただきながら、縁側でぼーっとするのが気持ちいい過ごし方ですね。

 帰りがけ、裏山に停めていた車に戻る途中、建物の裏側で蕎麦を打っているご主人が見えました。本当に手打ち蕎麦なんですね。ごちそうさま!