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 ■ ポーラ美術館(2009年12月)


 今回は私にとっては珍しい団体行動。ホテルを出て向かったのはポーラ美術館です。
 何もない山のなかに、突然現れるこの美術館。いや正確には建物に向かう通路と入り口だけが見えて、建物本体は目立たないようになってます。

 建物の入口に入ると、三角形のガラスの空間の中に、下に向かうエスカレーターがあるだけ。曇っているにもかかわらず、ものすごく明るい空間です。いや、曇ってるからこそ、ガラスの美しさが目立つのかな?

 エスカレーターで下り始めると、目の前には大きな吹き抜け空間が広がっています。

 ひとつ下のフロアに着きました。そこには、さらに大きな空間が。先ほどの三角形の屋根が、向こうの頂点までまっすぐ続いています。

 そしてその下には、こんなに気持ちいいカフェがあります。カフェ チューン。それまで白を基調とした空間のなか、いきなり黄色の壁や赤のアイコンが目に入ってきて、インパクトあります。夏場だと、向こう側にきれいな緑が見えるのでしょうね。

 ちなみにこれは、カフェから今来たところを眺め返したところ。こんな風になってます。

 もちろん、ここでお茶しました。木々をイメージしたカップで出されるコーヒー。真っ白な空間の中、カップの緑と砂糖の赤が見事に映えます。葉っぱの落ちた林を眺めながら、のんびり過ごすのも悪くないですね。

 この気持ちいい空間で、ボナール・マティス・モネといった絵画を楽しんで、お茶したら、いよいよ出発の時間。これは非常階段かな?ちょっとかわいい階段です。

 帰る間際に、ちょっとだけレストランを見学。ここも大きな窓越しに林が見えて、すごく気持ちよさそう。あーここでランチいただきたかったなー。