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 ■ 江の島(2005年5月)


 山の頂上には「サムエル・コッキング苑」という植物園があります。明治中頃にイギリスの貿易商サムエル・コッキングさんが洋風庭園をつくったのが始まりだそうです。
 園内は、いろんなお花が咲いてましたよ。ラベンダーなんて、香りがそこらじゅうに広がってました。

 ちょっと南国風の景色もあったりして。思ったよりも人が少なかったのは、ここが有料だからでしょうか?

 園内には、こんな中華風の東屋があったりして。何で?と思ったら、藤沢市が昆明と友好都市を結んでいるからだそうです。

 園内の一画には、レンガ造りの廃墟が。サムエル・コッキングさんが使っていた当時の温室などの跡なんだそうです。最近まで、ここにこんなモノがあるなんて知られてなかったらしいですよ。

 今回は特別開放期間ということで、地下に広がっている通路に入ってみました。地上からも形がわかる、レンガ造りのアーチ状の天井は思ったよりも低く、写真のとおり人の背丈よりちょっと高い程度でした。昔の人は今よりも身長が低かったのかもしれませんね。
 地下にはボイラー室があって、当時地上にあった温室に温水(雨水を利用していたそうです)を供給していたそうです。そのパイプは常滑製の陶管で、愛知から運ばれてきたそうです。
 通路の途中には、水槽もありました。下の写真の壁が空いているところに当時ガラスがはめ込まれていて、ここに水生動植物が飼われていたそうです。明治中期にこんなモノがあったなんて、すごいですね。

 園内には「マイアミビーチ広場」なるものがあります。マイアミビーチも藤沢市の姉妹都市なんだそうです。ここからは江の島大橋や砂浜がきれいに見渡せました。ベンチはもちろん、全てうまってましたよ。

 マイアミビーチ広場に面してカフェがあります。ロンカフェというこのお店、ロン=龍ということで、江の島の神様が龍ということから名づけられたとか。オープンテラスで気持ちよさそう。フレンチトーストが美味しいとか。食べたかったけど、GWのこの日まものすごく待つとのこと。。。諦めました。グスン