■ 九品仏(2002年2月) |
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駅を降りてすぐのところから、まっすぐクロマツ並木があります。そんなに長くはないのですが、ちゃんと整備されていて、歩いて気持ちのいい通りでした。 |
1793年に作られたという仁王門です。これだけの規模の門があるなんて、かなり力のあるお寺だったのでしょうね。それにしても、これだけ大きい門でも人の姿がほとんど見られなかったのは、ちょっと不思議な感じ。なんか場違いな所に来てしまったような感じがして。 |
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都天然記念物のイチョウの木です。かなり大きい木で、結構樹齢も長居のでしょうね。冬なので葉っぱこそありませんが、青空に高くのびた幹は存在感がありました。後ろに見える建物が、久品仏の本堂です。 今回写真を撮ってはいないのですが、このお寺は高さ2m程度の土塁で囲まれています。後で調べてみると、室町時代の奥沢城の跡だそうです。お城というと「石垣、濠」というイメージがありますが、そうではないお城もあったんですねー。 |
同じような建物が3棟ならんでいます。上・中・下の3つのお堂(品堂)に、それぞれ3体の阿弥陀如来像が祭られています。これが九品仏の由来だそうです。夕日の沈みかけた中でひっそりと佇んでいる姿は、ちょっと寂しかったけど。 写真にある立派な木は、都内でも最大級のカヤの木だそうです。狭い境内ながらも、大木が結構あるのですね。 |
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お寺の方が、お賽銭を集めに回っていました。賽銭箱を揺さぶりながら中のお賽銭を集めている様子です。だれもいない境内で・・・ちゃんと集まっていたのでしょうか? |