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 ■ 富岡八幡宮(2006年3月)


 お祭りでもない普通の時期の富岡八幡宮は、それほど人も多くなく、ゆったりとお参りできます。永代通りからは、大きな灯篭と鳥居が目に入りますね。

 鳥居をくぐると、右側にあるのが「大関力士碑」。本殿の奥に横綱力士碑があるのですが、こちらは歴代大関を顕彰するものとして昭和58年に建てられたそうです。

 お祭りのときに公開されていた、神輿を収めている建物です。人だらけのときには分からなかったけど、ものすごく大きな建物なんですね。大きな神輿を収めるためとはいえ、こんな大きさが必要だったんですね。

 でもってこちらが本殿。青空に、朱色の柱、青銅色の屋根が映えます。

 こちらは、本殿の右奥にある横綱力士碑。明治33年に建立されたもので、歴代横綱の名前が刻まれています。それにしもなんで富岡に?と思ったら、1684年に幕府公認で勧進相撲が行われた、江戸勧進相撲発祥の地なんだそうですね。

 
 それにしても立派な碑です。門扉のように建っている石碑には安政4年正月の力士が描かれていますが、浮世絵のような世界感が面白いです。こうして現代に繋がっているのが、なんだか不思議ですね。