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 ■ 清澄庭園(2006年1月)


 雪の積もった冬のある日、雪景色を見に清澄庭園に出かけました。正門あいてますね。ちゃんと開園しているようで。よかった。
 一応清澄庭園の説明をしておくと、江戸時代の紀伊國屋文左衛門の屋敷のあと、明治時代に岩崎彌太郎が造った回遊式林泉庭園が前身で、震災後東京市に寄贈されて今のような庭園になったそうです。

 門をくぐると、こんな感じ。右側がチケット売り場。この屋根の向こうに、清澄庭園が広がってます。早速中に入ってみましょう。

 雪の下では、これから訪れる春の準備が。このつぼみが、少しずつ大きくなるんですよね

 雪除け、寒さ除け…つくしみたい?お地蔵さん?なんか面白い!

 立派な雪吊りがありました。雪景色とマッチして、いい景色です。冬の準備は、豪雪地帯だけじゃないんですね。

 でもってこちらが、清澄庭園の真ん中にある池「泉水」。庭園が今よりも広かった頃、隅田川から水を引いていたそうです。池の向こうに見える涼亭は、明治42年に岩崎家によって建てられた数奇屋造りの建物です。
 下の写真は「磯渡り」。池の中にある石の上を歩くのですが…雪で滑って、ちょっと怖かったかも。でもこの景色、いいと思いません?



 普段だと気づかないかもしれないけど、雪が積もると、石の道も面白い表情をしてますね。

 泉水をぐるっと一周して、元の入り口の所に戻ってきました。気づかなかったけど、こんなつくばいがあったんですね。かっこいいつくばいですね。

 …というわけで、もっとゆっくり出来るはずの清澄庭園も、ちょっと寒いので早々と退散しました…