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 ■ 萬年橋(2005年6月)


 小名木川のはじまりの部分にかかっている萬年橋です。清洲橋と違って、こちらは緑色です。このあたりの橋はカラフルですね。

 この橋も、ちょっと凝ったつくりです。この橋をわたるのって、なんかトンネルの中を通ってるような感じで、結構きもちいいですよ。

 ちょっと丸い形の橋、その昔ここにかかってた木造の萬年橋の形をモチーフにしているみたいですね。小名木川は海運の盛んな川で、船の通行の邪魔にならないように、こんな高い形をしていたみたいですよ。ちなみに当時(江戸時代)、ここには川船番所というのが設けられ、ここを通過する船を小船の番所がチェックしていたそうですよ。

 橋のたもとの公園に書かれていました。この辺りは松尾芭蕉にゆかりのある場所なんですよね。近くに「古池」があったと伝えられてる場所があるせいでしょうかね。

 んでもって、足元にはカエルをモチーフとしたタイルが…

 句がかかれてたのは、橋のたもとにあるこんな公園。こういう橋詰の公園って、昔ながらの下町にはまだまだ残ってるんですよね。山の手とかに行くと、こういう場所って不思議と無いんですよね。

 萬年橋の向こうには、小名木川の水門が見えました。大雨とかで水面が上がると、この門を閉めて、川の向こう側を洪水から守るんですね。そういえばこの辺りって、いわゆるゼロメートル地帯??